30代、40代男性特有の嫌なニオイ…「男性加齢臭(ミドル脂臭)」とは?

■加齢臭とは違う、30代・40代の独特のニオイは……

年齢を重ねるごとに気になりだす「体臭」

一般的に加齢臭は、老化現象のひとつといわれています。

しかし、体臭がきつくなると周囲の人に不快感を与えてしまったり、自分は臭いと思い込むことで対人恐怖症を引き起こしてしまったりすることがあります。

近年は「ニオイによって他人に不快感を与える」という意味を持つ「スメハラ(スメルハラスメント)」という言葉も生まれております。

自分の体臭や周囲の人の体臭に悩む人が多いようです。

体臭は、年齢を重ねることで発生する加齢臭だけではありません。

実は、30代や40代の若い層の方々でも体臭に悩む人が多くいます。

加齢臭でもない30代・40代の男性特有のニオイのことをミドル脂臭といいます。

「普段使っている枕が臭う」、「若い頃と比べて体臭が変わった」、「頭皮に汗をかきやすくなった」などと感じる方は、ミドル脂臭の疑いがあります。

30代、40代男性特有の嫌なニオイ…「男性加齢臭(ミドル脂臭)」とは?

■ミドル臭の原因物質

年齢を重ねることによって発生する加齢臭は、皮脂内に存在するパルミトレイン酸が酸化することによってニオイ物質の「2-ノネナール」を発生させます。

対する、ミドル脂臭はエクリン汗が代謝・分解することによって「ジアセチル」というニオイ物質を発生させるのです。

一般的な加齢臭は古いタンスや草っぽいニオイに例えられるのに対して、ミドル脂臭は使い古した油のニオイに例えられます。

ミドル脂臭の原因物質が「ジアセチル」であるということは、株式会社マンダムが独自の解析手法により、世界で初めて明らかにされました。

一般的に知られている加齢臭の成分である「2-ノネナール」が発生しだすのは50代以降であるため、ミドル脂臭と加齢臭とはギャップがあることが分かりました。

また、ミドル脂臭は非常に強い悪臭を放つため、加齢臭よりも深刻なものであるともされています。

さらに、ミドル脂臭は後頭部から首の後ろにかけてニオイが発生するので、自分ではなかなか気が付きにくいのです。

30代、40代男性特有の嫌なニオイ…「男性加齢臭(ミドル脂臭)」とは?

■ミドル脂臭を予防するためには

ミドル脂臭を防ぐためには、制汗剤を使用するだけでなく、生活習慣を見直すということも大切です。

タバコの吸い過ぎやアルコールの飲み過ぎ、バランスの偏った食事は体臭を悪化させる原因のひとつです。

禁煙またはタバコの本数を減らしたり、お酒を控えたり、バランスのよい食生活を心がけるようにしましょう。

なお、ミドル脂臭が発生する後頭部や首の後ろを丁寧に洗うことで、ニオイを抑えることができます。

ニオイが気になり始めたら、なるべく早くケアを行うことが大切です。