男性更年期障害の種類

男性更年期障害による2つの症候群

一般的に、男性更年期障害は男性ホルモンの減少によって男性の身体に引き起こされる様々な症状を指す言葉です。男性更年期障害は、未だ医学的に正式な疾患として確立されていません。現状では診断基準もなく、治療法も確立されていない状態となっています。

 

とはいえ、男性ホルモンの減少によって何らかの症状が引き起こされることは明らかです。そのため、泌尿器科分野では男性更年期障害の治療として、アンドロゲン補充療法(男性ホルモン補充療法)などが行われる場合があります。

 

そんな男性更年期障害は、男性ホルモン減少に起因する症候群として、PADAMLOH症候群などの種類に分類されています。
今回は、PADAMLOH症候群といった男性更年期障害の種類に属する2つの症候群についてご紹介します。

PADAM、LOH症候群、各症状の特徴とは?

男性ホルモンの減少によって引き起こされる男性更年期障害。そんな男性更年期障害には種類がありました。

男性更年期障害の種類は、男性ホルモンの減少の起因などによって分類されています。

 

男性更年期障害の種類のひとつとしてあげられるのが、PADAMです。

PADAMは、加齢に伴う男性ホルモンの低下が主たる原因となっています。

主な症状としては、精神・心理症状、身体症状と性機能関連症状の3つがあげられており、発症には更年期における社会的役割の変化、自らの限界や老いの実感、筋力や性機能の低下といった、社会環境や身体面の変化による心理的ストレスも大きく関与しているといわれています。

 

そして、PADAMと同様に男性更年期障害の種類のひとつとされているのが、LOH症候群です。

LOH症候群は、加齢男性性腺機能低下症候群のことです。

英訳である“late-onset hypogonadism”の頭文字を取って、LOHという名で呼ばれています。

症状としてはPADAMと同様に精神・心理症状、身体症状、性機能関連症状の3つが主となっていますが、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群)診療の手引きでは、症状および徴候として以下をあげています。

 

・性欲と勃起能の質と頻度、とりわけ夜間睡眠時勃起の減退

・知的活動、認知力、見当識の低下、疲労感、抑うつ、短気などの気分変調

・睡眠障害

・筋肉量や筋力の低下による除脂肪体重の減少

・内臓脂肪の増加

・体毛と皮膚の変化

・骨減少症、骨折のリスク増加

男性更年期障害の種類

自分の男性更年期障害の種類を知り、自分の症状に合った治療を

一概に男性更年期障害といっても種類によって原因や症状はさまざまで、原因や症状により治療法が異なる場合もあるでしょう。

 

そのため、男性更年期障害の改善には、病院などで自分の男性更年期障害の種類を診断してもらい、その症状に合った治療を提案してもらうことがベストといえます。

男性更年期障害の種類