40代・50代の資金運用

外貨預金がきになる!

外貨預金とは?

近年、資産運用のひとつとして注目されている外貨預金。

預けるだけで資産運用ができることから、興味を持っている方も多いのではないでしょうか?

外貨預金とは、外国の預金金利を利用して資産を増やすというものです。

 

空前の低金利時代が続いている日本。日本の預金金利は、300万円未満を1年間預けた場合、日本銀行では普通預金金利が0.002%、定期預金金利が0.016%となっています。

民間銀行では、それぞれ普通預金金利が0.001%、定期預金金利が0.010%となっています。(主要銀行四行、2016年7月5日時点)

 

仮に金利が0.01%の場合、10万円を1年間預けたとしても1年後の利息は10円程度で、資産運用としてはほとんど期待できません。

そのため、利息によって資産運用をすることは極めて難しいといえます。

 

一方、外貨預金の場合には、米ドル・ユーロ・ポンドによって大きく金利に差があり、中には普通預金で1%前後、定期預金であれば2%前後の金利が設定されている国もあります。(金利は各国通貨の利息水準に基いて各銀行が決定します。そのため、同じ通貨でも各銀行によって金利が異なります。)

 

つまり、金利の高い国の通貨で預金をすれば日本円で預金をするよりもはるかに利息回りが良く、効率良く資産運用ができるというわけです。

外貨預金がきになる!

外貨預金の基礎知識

以下では、外貨預金をはじめるにあたって、知っておくべき基礎知識についてご紹介します。

 

【外貨普通預金と外貨定期預金】

外貨預金には、外貨普通預金外貨定期預金の2種類があります。

外貨普通預金では出し入れが自由に行えますが、営業時間外の取り扱いができない点がデメリットといえます。

外貨定期預金では、原則として中途解約を禁止している銀行がほとんどです。中途解約ができないため、引き出す頻度が少ない貯蓄用に最適といえます。

 

【手数料】

外貨預金を利用する際、いくつかの手数料が発生する場合があります。

 

まずあげられるのが、外貨預金の預け入れ、払い出しの際に発生する為替売買手数料です。

この手数料は、日本円を外貨預金に預け入れる際にはTTS(電信売相場)というレートが、そして外貨預金を払い出して日本円に換える際にはTTB(電信買相場)というレートが適用されます。なお、このレートには銀行手数料が含まれています。

 

外貨預金には為替変動リスクが伴うため、為替相場の変動によって預け入れ時の円貨の元金を下回ってしまう可能性があります。これに対して、外貨預金への同一通貨での預け入れ・払い出しの場合、為替リスクヘッジや手持ちの外貨持ち高の圧縮といったメリットがあります。また、為替売買手数料が発生しないというメリットもあります。

ただし、外貨取扱手数料が発生する点に注意が必要です。なお、この外貨取扱手数料は、リフティングやチャージ、外貨受払手数料、同一通貨間取扱手数料とも呼ばれる場合があります。

 

【その他】

外貨預金は、預金保険機構の保険対象外となります。

そのため、万が一預け入れをしている金融機関が破綻した場合、預けている外貨預金元金や利息が戻ってこない場合があるため注意が必要です。

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安全・安心に外貨預金をはじめるには?

外貨預金での資産運用には、為替リスクが伴います。

為替リスクを少しでも抑えるには、万が一円高になった際にも外貨のまま保有できる余裕資金(長期間使用する予定の無いお金)で始める、一度にたくさんの金額を預けるのではなく時間をかけて何度かに分ける、などの方法がおすすめです。
また、2つ以上の通貨を組み合わせて持つことも、異なる通貨の動きによって為替リスクを分散させることができるために有効な方法といえるでしょう。

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