40代・50代の資金運用

国債購入で低リスクな資産運用

■資産運用は低リスクに越したことはない

あるNPO組織の調査によれば、年々、退職後の生活に対して自信を持てない人が増加傾向にあるといいます。

その理由としてあげられるのが、老後資金。

退職後には、労働による収入が0円になります。そのため、公的年金などの社会保険給付額や退職金、貯蓄だけで生活していかなくてはなりません。

老後の生活では、何が起こるか分かりません。健康に不安を感じる年代でもありますし、万が一の入院生活や要介護な状態に備えて計画的に老後資金を蓄えておく必要があります。

また、老後は長年の務めを終えた後の期間でもあります。自由時間に溢れる老後生活。長年の経験を活かしてスポーツや旅行などの趣味に打ち込むための老後資金もほしいですよね。

とはいえ、公的年金などの社会保険給付額や一般的な退職金や貯蓄では、医療費や介護費、趣味に費やすための十分な老後資金をまかなえません。

そこでおすすめなのが、資産運用です。資産運用は、自身の資産をリスクとリターンの観点から運用するというもの。ハイリスク・ハイリターンなものもあれば、ローリスク・ローリターンなものもあります。

定年退職後は、安定した収入源のない状態。そんな状態でハイリスク・ハイリターンな資産運用に挑戦するのは、ちょっとした賭けのようなものです。万が一、大きなリスクが伴う事態となれば、大変なことになります。

そこで老後は、黙々と資産を増やしていくローリスク・ローリターンな資産運用が安心であるといえます。

ローリスク・ローリターンな資産運用には、投資信託、定期預金、外貨預金、株式など、様々な種類があります。

その中でもおすすめなのが、国債購入です。

 

国債購入で低リスクな資産運用

■国債購入って何?

国債購入とは、国と国民との間で行われる資産運用の一つです。国債とは、国が発行する債券のこと。国債を購入することで、金利分を老後資金として増やしていくことができます。

近年では「個人向け国債」など様々な商品が発行されており、自分の老後資金計画に合った国債購入をすることができます。

個人向け国債のメリットは、何といっても安心・安全な資産運用ができるところ。

個人向け国債の購入最低額面金額は1万円。個人の国債保有の促進が目的となっており、低予算から始めることができるのです。よって、高額な初期費用を用意する必要はありません。

また、個人向け国債には10年変動金利、5年、3年固定金利の3種類があり、中途換金ができるところも魅力です。

金利においては固定金利型の商品はもちろん、変動金利型の商品でも最低0.05%が保証されています。

なお、どんな資産運用でもそうですが、資産運用の取引きには投資先の信用度を見極める必要があります。

国債購入において見極める先は、日本政府(国)です。

国債購入では、万が一日本が財政破綻した場合、金利はもちろん、元本すら返ってきません。

日本は未だかつて財政破綻したことがないため、国債購入で大きなリスクを背負うことはほとんどないといえます。

しかし、理論上、可能性が0%でないことは頭に入れておきましょう。

 

国債購入で低リスクな資産運用

■国債購入の方法

個人向け国債などの商品は、証券会社や銀行などの金融機関、郵便局で購入することができます。

募集期間は商品にもよりますが、個人向け国債では「変動10年」「固定5年」「固定3年」共に毎月の計年12回。

商品ごとに適用利率の変動有無や変動期間、利払日や償還期限が異なるため、公表されている発行スケジュールの商品内容を確認した上で商品選択を行い、購入申請をしましょう。

なお、国債購入の際には、購入代金(元金)、預金通帳、印鑑などが必要になります。

また、初めて国債購入をする場合には、購入先の金融機関で専用の口座を開設しなくてはなりません。

これらを踏まえて、国債購入の際には、運転免許証、健康保険証、パスポートといった本人確認書類を持参するようにしましょう。

40代・50代の資金運用