あなたは大丈夫 寝起きに口臭がする理由

朝の起床時に、吐いた息や口の臭いが気になる方は多いと思います。中には、自分の口の臭いに気づかないで、家族や友人に指摘されたり、指摘されずに周囲に不快な思いをさせたりしている可能性もあります。

前日にどんなに歯を磨いても、口の中はベトベトしてねばつくものです。寝起きに口が臭くなる理由についてまとめました。

あなたは大丈夫 寝起きに口臭がする理由

口の中が不衛生な状態

寝起きの口臭の原因の中の一つに、口腔内の不衛生が挙げられます。口の中が不潔になる原因として、以下のものが挙げられます。

 

 

寝る前に歯磨きをしていない

夜疲れたまま、歯を磨かないで寝てしまったということは、誰にでも経験があると思います。夜の寝る前に歯を磨かなければ、口の中に食べ物のカスが残り、バイ菌が繁殖しやすい状態になり、臭いの原因となります。口臭を防ぐために、夜寝る前にはしっかり歯を磨くようにしましょう。

 

寝る前に歯を磨くけれど、時間が短い

寝る前に歯を磨くけれど、急いで磨いてしまう人も多いと思います。歯磨きを使う時につける歯磨き粉は、発砲剤やミントの風味が加えられているため、歯をしっかりと磨いてなくても、磨いたつもりになりがちです。

一度、歯垢のある部分を赤く染めだす歯科専用の染色剤を使ってみて、自分の歯磨き方法で、磨き残しがないか確認してみるのも良いでしょう。

 

糸ようじや歯間ブラシを使わない

歯をきちんと磨いていても、口が臭ってしまう原因の一つに、歯と歯の間に食べ物カスや歯垢が残っている場合があります。

歯ブラシだけで歯を磨いても、歯の汚れの除去率は60%程度と言われています。歯ブラシだけでは、歯と歯の間など細かい部分の汚れが残ってしまうので、雑菌の数が増え、それが口の臭いの原因となります。

歯の健康のためにも、1日に1回は歯間ブラシやデンタルフロスを使用するようにしましょう。

 

歯を磨くとき、舌の掃除をしない

口の中を清潔にしていて、見逃しやすいのが、舌の汚れです。歯垢は舌にもできるため、汚れが積み重なることで、白い舌苔となります。舌苔は臭いだけでなく、味覚が鈍くなるなどの影響も出るため、清潔にしておきたいものです。

普段から歯を磨くついでに、舌も磨くようにしましょう。最近では、舌専用クリーナーも販売されているので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。

口の中の疾患やその他の原因

口臭は歯の不衛生だけでなく、口の中の病気でも起こります。

 

虫歯がある

できた虫歯を放っておくと、口の臭いの原因になります。初期の虫歯に穴が空くことで、ガスが発生し、発酵臭がするようになります。また虫歯がどんどん進行して神経にまで達すると、神経が溶かされることで、腐ったような臭いを発するようになります。

虫歯は口臭だけでなく、口の中の健康にも関わることです。虫歯に気づいたときには、早めに歯科医院に行き、治療を行いましょう。

 

歯石がある

口臭の原因として、歯石も挙げられます。歯石があると、食べ物カスがたまりやすくなります。また、歯石は歯にとっては異物であるので、歯茎が腫れ、出血しやすくなったり、膿が溜まったりすることもあり、悪臭を発する原因となります。

歯石を放っておくと、歯周病予備軍になる可能性もあるので、半年に1回は歯科医院にて、歯のクリーニングを行ってもらうようにしましょう。

 

歯周病がある

歯周病になると、歯茎から出血したり、膿が溜まったりする症状が出るので、悪臭を発するようになります。歯周病は多くの歯を失う危険性があるため、歯科医院に受診し、早めに専門の治療を受ける必要があります。また普段から歯を磨く際に、マッサージすると歯周病の予防ケアになります。

 

親知らずがまっすぐ生えていない

現代人の顎は細い傾向があり、親知らずがまっすぐに生えるスペースがなく、斜めに生え、歯肉がかぶさったままになるケースがよくあります。

このような場合は、親知らずに食べ物のカスがたまり、長い間放置されることで、腐敗臭を発するようになります。

歯のカスが溜まりやすい親知らずの場合は、虫歯や歯周病の原因にもなるので、抜歯した方が良いケースもあります。

毎日の生活習慣が口臭の原因となることも

口臭は、毎日の生活習慣が原因で生じることもあります。

 

ストレスの多い生活をしている

強いストレスを感じていると、自律神経が乱れるので、口の中が渇きやすくなります。口の中が渇くと、口腔内細菌が繁殖しやすい環境になるので、朝起きたときの口の臭いの原因となることがあります。

現代社会では全てのストレスをなくすということは、難しいかもしれません。休日は趣味やスポーツに打ち込むなどして、上手にストレスを発散させることで、精神的なストレスを和らげていきたいですね。

 

寝ている間の口呼吸

睡眠中、口呼吸になっている方は多いと思います。口呼吸のように口を開けたままで寝ると、口の中が乾燥しやすくなります。夜中は口臭を防ぐ役割のある唾液の分泌が少ないため、口呼吸を行うことで唾液まで渇いてしまい、口の臭いが強くなるのです。

口呼吸対策として、鼻呼吸の意識や、就寝時での顔のマスクの装着は、口臭だけでなく、風邪予防にも効果があります。

口呼吸の原因には、普段の習慣だけでなく、鼻閉など鼻の疾患や睡眠時無呼吸症候群などの疾患が原因となることがあるので、専門医の受診をおすすめします。

 

普段からタバコを吸っている

タバコを吸っている人も口臭が強くなる傾向があります。特に、タバコに含まれるタールはヤニとなって、歯を磨いても汚れが残ってしまうことも多く、タバコの臭いを発するようになります。また、タバコを吸うと、血行が悪くなるので、口を洗浄する作用のある唾液の分泌が減ってしまい、口臭の原因となります。

口臭を予防するためには、禁煙が一番ですが、すぐには難しい方は毎日の喫煙量を少しずつ減らしてみると良いでしょう。

 

お酒を飲む量が多い

普段からお酒を飲む量が多い方は、朝起きたとき、アルコール臭がすることがあります。前日に摂取したアルコールが体内で飽和状態になると、呼気にもアルコールを含むようになります。また、アルコールの分解自体にも、水分を必要とするため、体は脱水気味になります。体の水分が不足することで、睡眠中の唾液量がさらに減るので、口の中の臭いが強くなります。

過度のアルコール摂取は、健康にも影響を及ぼすので、普段からお酒の飲み過ぎに注意しましょう。また、お酒を飲んだあとも、きちんと歯磨きをしてから眠るようにしてください。

 

寝る前に水分を十分にとっていない

寝る前に、十分に水分補給をしないと、口臭の原因となることがあります。夜間は口腔内を洗浄する役目を持つ唾液の分泌量が少なくなります。寝る前に水分を十分に取っていないと、体が脱水傾向となり、さらに唾液が分泌されにくくなってしまいます。

朝起きて、口の渇きを強く感じる方は、寝ている間の体の水分不足が原因かもしれません。寝る前には、コップ一杯の水を飲むことで、口の臭いを改善に役立ちます。

 

前日にニオイの多い食事を食べてしまった

前日に食べたものが、朝起きたときの口臭の原因となることがあります。特にニンニクは、胃の中で消化された後、臭いの原因となる成分が体に吸収されて、呼気に交じって臭いを発するようになります。またニンニクの場合は、毛穴からも臭い成分が発せられるようになるので、口の臭いだけでなく、体全体が臭うようになることもあります。

翌日に予定がある日の前日は、臭いの強い食事を控えるように工夫すると良いでしょう。

自分にあった対策方法を見つけること

いかがでしたか?一口に口の臭いと言っても、口内の衛生や健康状態、普段の生活習慣からくるものなど原因はさまざまです。口臭が気になる方は、自分の口臭の原因がどれにあたるのか記事内で紹介した例を参考にして、自分に合った対策方法を見つけてくださいね。口の臭いに関する悩みを解決すれば、もっと自分に自信を持てるようになりますよ。